自分のために いつか人のために

 

あけましておめでとうございます

今年もよろしくお願いします。

 

今年もよろしくお願いしますということは、わたしはまだまだここに生息するつもりという訳なのですが…。

 

心の整理など到底ついているわけではなく、だけどそんな整理をつける必要は、この先もない気がしています。

 

心の準備の方は既に出来ていた。

LIVEを見ながら、それを強く感じていました。

 

 

 

 

 

 

智の挨拶というのは、5×20のツアーでもどこでも、一貫してひたすらの感謝だった。

 

わたしそれを耳にしたりするたび

『ありがとう』

以外の感情を知りたくてたまらなかった。

 

それはわかった。

それは感じてるよ。

 

だけど、もっと。

それ以外のあなたの心が知りたい。

 

この人言わないと決めたことは絶対に言わないんだろうな〜、やっぱり智って頑固だなあ。そんなところも好きだったりするんだけどさ〜。

でも少し物足りないように思っていたのは正直なところだった。それはごめん。

 

 

 

 

LIVEの最後の最後に、

わたしは智からその部分を

やっともらったように思います。

 

 

 

今日のブログは、智の挨拶についてのみ書きます。

 

箱推しと言いながらもこういうこと書いちゃうからアンリーと勘違いされがちなのはわかっているけど、一人だけ濃くて他薄いみたいな中途半端なブログを書くくらいなら、自担についてだけを書く方がわたしの性にあってる。

 

なのでこの先を読む人は、その辺の理解をお願いしたいし、理解してないのにわざわざ読んで嫌な気持ちになった物好きのことは知らない。

 

 

 

 

 

 

 

たくさんの感謝の言葉の中に、最後だからなのだろう、織り交ぜられた新たな感情がそこにあった。

 

 

『嫌なこともたくさんあったけど、同時にファンのみんなにも、色んな思いにさせてしまいました』

『それでも僕らについて来てくれたこと、ほんとに感謝します。』

 

人に見せたいと思うところと

見せる必要などないところ。

 

そこを土足で踏み散らかされることを、有名税だと思えるほど気楽な人では無いはずだ。

 

心を痛め耳に届く暴言を受け止めていたその裏で、それをも超えて彼に声援を送るファンを案じていてくれた。

 

それは自分だけではなく

メンバーに向いたものに対しても。

 

だからこそ「僕についてきてくれて」

ではなくて

「僕らについてきてくれてありがとう」

なのだと思った。

 

 

 

そんな彼の大切なメンバーへの感謝は彼らの

人間力

 

『人はすぐ変わります』

そう強く言ったね。

 

この世界、普通のひとはそう居ない。

ヒロシとの沖縄ロケでもそんな事を言っていた。

 

ときにシビアな目で周りを見ている彼が、いちばんそばにいたメンバーを、なにも変わらないと言った。

 

華やかな世界のど真ん中にいて、だからこそ難しい「変わらずに心を保つこと」。

 

おごることなく人を想い、感謝を忘れない。

そんな人間性が素晴らしいのだと

メンバーへの感謝、として贈った智は。

やはりその上に立つリーダーだと思った。

 

 

 

ずっとわからないで通していた、智自身のこれからの事にも触れてくれた。

 

『自分の時間を大切に生きてみようと思う。』

 

智の決めたことは、世間を揺るがすような大きすぎるものだったのかもしれないけど、こうして彼の口から聞くと、なんてささやかなのだろう。

 

いつか智は、休日に家でダラダラしていることはほとんどないと言っていた。

ずっと嵐が抜けないとも言ってたね。

いつも仕事のことを考えていてくれたからこそ、彼の作ってくれた世界はわたしを虜にしてくれたんだけど、

 

忙しい時こそ打ち込んだ彼の趣味。

船に乗り、絵を描くこと。

本来の自分とのバランスを、そうやって取ろうとしていたのではないか。

 

 

自分のための時間を大切に生きてみる。

 

そんな時間を持つためには、大切なメンバーを戸惑わせ、ファンを泣かせなくてはならなかった。

 

人として当然の願いなのに。

みんな自分のために生きてるというのに。

 

 

それなのに智はそのあと、

 

『いつか人のためになれるように』

 

と続けたのだ。

 

 

自分のための時間は

いつか人のために。

 

もう、、目的がどこになってるんだろう。

結局自分のためじゃなくなってない?

その優しさに、涙が出た。

 

 

人のためが、

自分の為のものであって欲しいと思う。

そうする事が、自分のためだと思えたら。

その時こそ、この世界に戻って欲しい。

 

 

『今日まで守ってくれてありがとう』

 

わたしはずっと智を守ってあげたいと思っていた。

そんなヤワではないと思いつつも、繊細で、子どものような顔をして笑う智がときに強い風に晒されたときは、彼を守る盾になれたらと思ってた。

 

だからそばに居るメンバーが、智を守ってくれていると感じた時、彼らをより一層好きになった。

 

実際は何もしてあげられないけれど、例えばこういう場所で言葉を綴ることで、智を守っているつもりでもいた。

 

智はそれを感じていてくれた。

わたしの言葉は届かなくても、

でもきっと感じてくれた。

 

そう思うと、報われたような気がした。

元々見返りなんて求めてなかったけど、

きっとわたしは

わたしたちファンは

智のことを守れていた。

それがものすごく嬉しかった。

 

 

 

 

智が最後にファンに向けて発した言葉は

『またね、ありがとう』

 

わたし確かここのブログで「いつか智の口から、絶対戻る、と言って欲しい」と書いたように思う。

 

だけどずっとそうは言わなかった。

それは、約束出来ないからなんじゃないかと思ってた。

 

でも『またね』

そう言ってくれたのは義務じゃない。

 

だって智は『いつか人のために』

そう思うひとだから。

 

 

 

いつになるのかはわからなくていい。

例え二度と戻れなくても

彼がその道を幸せと思うならそれでもいい。

 

泣き虫な智は

最後まで涙をこぼすことなく

歌でダンスで誠実に

嵐のリーダーとしての姿を見せつけてくれた

 

肩を組み階段を登るとき

二宮くんがポンポンと智の肩を叩いて

幸せそうに笑いながら

腕を空へ突き出した。

 

死ぬ思いをして

自分わがままのように

すべての責任を負って

嵐を畳んだ

綺麗に散った

 

言い訳も泣きごとも言わず

みんなの心に宝物を

埋めてくれた

 

満足だったと思う。

後悔なんてない。

 

 

こんな幕引きを

見せてくれてありがとう

 

 

彼らのくれた音楽が

いつまでも残るように

智の姿は見えなくても

その欠片が4人のなかに生きている。

 

翔ちゃんの新しいバラエティに

智が笑う姿をおもい

 

二宮くんの軽快な語りに

それをいつも受け止めていた智を感じる

 

相葉さんの笑顔には

似たような感覚だった智を

 

潤くんの情熱に

智の熱さを

 

 

わたしはそうやって、

メンバーの心に棲みつく智を

感じていようと思います。

 

 

あの時光の中に吸い込まれていった彼らのその後が、幸せなものであるようにと祈ってます。

 

 

嵐。

ありがとう。

 

智、

愛してるよ。

 

 

 

 

 

2021.1.1

 

ゆみ

 

 

 

 

 

 

ちなみにこのブログ、昨日いちど完成させたのに、さいご保存するというときに何故かほとんど飛んでしまうという惨事に見舞われました😭

思い出しながらまた書き直しましたが、2度書くというのはテンション下がるだろうなと思ってたのに、見事にボロ泣きしたので…

そんな惨事も無駄ではなかったと、強引に思ってます。

 

書き上げたのは2日だけど

元旦のブログだということにさせといてください。