びっくりするほどタイトルが思いつかないけどフリスタ見に行った記録のようなもの


わたしのおたく人生はじめての遠征だった。

嵐のために海を渡るの、はじめて。

過去の2回のフリスタも智担でありながら申し込みすらできなかった。

そういうことが簡単にできる境遇では、ずっとなかったのです。


ましていまはこのご時世、、、

 

 

それでもどうしても見たかった。

彼のおもいに直接触れ、感じ

わかりたかった。

 

 

 

ただの忘備録というか見たときのわたしのメンタルも混ぜて書くわたしの思想に寄りまくったブログなので…しかもクソ長いんで…

読む読まないはお任せしますけど、

できたら好意的に思ってくださっているひとだけ読んでくださいね…

 

 

 

 

 

 

わたしは元々、嵐結成日である9月15日のチケットを持っていたんだけど、どうしてもな事情が出来て行かれなくなってしまった。

 

直前まで悩んで諦めた。

飛行機やもろもろをキャンセルしたときの悔しさは未だ忘れられない。(いまでもキーってなる)

なんなら大阪の展覧会も前日に当たっていて。

遠征などしたことないこの私が。

いっきにいろいろなことを手にできる筈だった。

 

 

なんだかバチが当たった気になっていた。

やっぱり行けないんじゃん。

やっぱりこうなんだと思って。

2次の申し込みは既に終わっていたし、もう一生みられないと思うと…

ものすごく泣いた。


あー…マジ終わったな…と思っていたら追加があって。

当たってもないのに狂喜乱舞したよね…

 

 

何としても行きてえ。

だれになにを言われても、わたしが智の作品を見ないでは終われないって。


終わるってなんだよと思いつつ。

別に永遠の別れでもないのにさあ。

 

でもわたしが彼を好きでいた時間を、気持ちを。この時ばかりは甘やかしたいと思った。

 


なので追加で取りました。(案外あっさり取れた)

しかも2日連続で取りました。(イエイ✌️✨)(急な浮かれ)

 

11月7日と8日。

ものすごく贅沢だ。

智のパン屋も取った。

っしゃあ。

っしゃあああ!!!!!

 

 

東京行きの前の日は金曜日。

MステでDo you…?があり、アラフェスのリピートもその日しか見れなかったから(鬼ィ😭)ほんとは万全の体調精神状態で臨みたかったのに、前夜祭の興奮がひどくてむちゃくちゃ飲んだ。

 

翌日、しつこくかけためざましで何とか目覚め、ふつかよいのまま(この俺様が)飛行機に飛び乗った。

 

わたしじつは軽い高所恐怖症で飛行機がこわい。

(智の個展がものすごく高いところで行われていることはすっかり頭から飛んでいた)

だけどこれからの体験を思うと、こわいなんて気持ちにはならなくて(これはすごい事なのだ。国外に飛んだときなどはずっとお守り(謎にくまのプーさん)を握りしめ手にかいた汗でくまプーがびちょびちょになる)。それどころかイヤホンから流れる嵐の曲を聴きながらずっと泣きたい気持ちだった。

 

 

 

嵐の歌声に背中を押されるようにして

ついに到着…

 

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来ちゃったよまじ…

わたしが六本木とかギャグみたい…

(ギャグて)

 

高いビル。

高層ビルなんて札幌にもありますーなんて思ってすいません。札幌のなんてこれに比べたら積み木だよ。

ここはマジ東京。

日本の首都だ。

 

こんなオシャレタウンに自分がいる不思議。

「こいつ田舎モンだぞー!」

とゆびをさされるのかとドギマギしていたけれど当然わたしのことなんか誰もみていない。

 

 

そのまえに奈良さんのSTARS展をみた。


しやがれでの共演後気になって仕方なかったし、智が感激していた作品を見てみたかった。


チケット売り場でお金を払おうとしたら、なんと。


フリスタの当日チケットを持っていれば半額になるとの文言が目に飛び込んできた。

 

うそ!運命?!


怒涛の日々でTLもろくにチェックしていなかったから知らなかった。

 


この仕組みはよくわからないけど(普段もそういうサービスが行われているのかもしれないね)、わたしは智に半額奢って貰ったような気がして(おめでたい奴)。

 


「(´・∀・`)半分出してやるから見てこいよ」

 


って言ってもらった気になって。

 

あざーっす!

智さんあざーっす!

師匠の絵、ゴチになりやーす!

(超浮かれ)

 

 

 

そちらの展示場にいくまえにフリスタの会場がうつる。

 


ジャンプする、2008の智…!

あれが…みえた。

 


口から心臓が飛び出そう。

あれにもうすぐ会える。

 

 

 

 


奈良さんの、というかSTARS展についてはまた別の機会に、とおもいますが。

 

すーごくかわいかったですー🥰

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缶バッジがあって。

智が奈良さんと酔っ払いながら夜中に缶バッジ作ったはなしを思い出したり。

 

ずっと気になっていたこれ。
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フォルムがすごくいい。

お顔の下のおうちもものすごく凝っている。

 

智が奈良さんと見ていた絵も。
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色とかほんときれい…

 

こういうとこ、奈良さんかわいらしい…💙
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いよいよ智のフリスタの受付に向かう

 


足もとは智とおなじスニーカー。

胸元にはガマドン。

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ていうか智グッズをあちこちに忍ばせまくって(見た目は地味だけど)わかる人が見れば「強火ッスね」と言いたくなるような武装をして赴いた。

なんて心強い。

 

 

この日の少し前にOHNO'sDiaryの配信があったりアラフェス配信があったり(その直後の恒例の件とか)だったから、余計に構えてしまう。

 

新作含めフリスタ作品集を再読してから臨もうと思っていたのに時間が取れなかったのも悔しい。

ていうか智がなにを語っていたのかがぜんぜん思い出せない。

何度も読んだはずなのに。

おかしいな、どうしてなんだろう。

え?バカなの?わたし。(まあ…)


あれほど衝撃をうけたはずなのに急にひとつも思い出せなくなって不安になる。

 


芸術などまるでわならない平凡なわたしに、智の世界が理解できるんだろうか…。

 

 

 

そんな気持ちで、足を進めた。

 

 

 

右手にでっかい2008グラフィティスプレー画。

 

やば…あれじゃん…。

 


会いたかった…

すごく会いたかった。

あのときは札幌ドームまでフリスタが来ていたんだよね。

 

真横を通ったのに中に入れなくて…。

歯がゆかったな。

 

 

 

牢屋みたいなところに入れてある作品はフリスタⅡのときのもの。

 

な、なぜこんな風に飾るんだw


さっそく智www

 


絵が上手いとかプロ級だとか。

そういう技術的な凄さってのはもちろんあると思うけれど。


やはり舌を巻くのはその突飛な発想。


銀色の智の顔が布のなかから覗いていて

そのシュールさに感動する。

 

つうか顔ちっさ…

マジかよ…

 

 

そのうちまわりから歓声が上がった。


驚くことに東京タワーの横に

大きく虹がかかっていた。

 


まだ撮影ができるゾーンに到達してなかったから写真は撮れなかったけど、そしてそれはすぐに消えてしまったんだけど。

 


知らないうちに降った雨があがり、

浮かんだ虹。


このよき日に、もうひとり。

参加してくれたような気分になった。

 

 

えーん、めっちゃ泣ける…

雨男が連れてきたんじゃないの?

 

 

 

回るグリーンヘッドがみえてくる。

智WSでこんな風に回るんだ…

って言ってたな。

 


会場を見回すような彼に惹かれる。

カイトの絵や東京の景色を

彼と一緒に眺めた。

 

 

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そのまわりには今年の新作が並んでいて。

もうどこを見たらいいのかわからなくなる。

 

スマホをかまえる人の後ろで

智の筆遣いを、この目でみた。

 

 

 

事前にすこし調べたんだけど、このような描き方は「アクションペインティング」というみたい。

 


とくになにかをイメージせず

勢いで描く。


これがなにに見えるか、なんて考えずに

偶然できたものを楽しむ。

 


作品集の表紙にもなった、FS2020の顔とも言えるこのシリーズ。

智がこの技法を使って描くところが見たかったなー。

 

何を描けばいいのか分からなくて、調べてさあ。やってみたら案外楽しかったんでしょう?

 

頭をからっぽにして。

キャンバスに向かい

からだを大きく使って。


いい感じに絵の具が跳ねたら

満足そうに笑ったんだろうな。

 

そうそう。

色が好きだと言ってた。

 


芸能人になったら身をひそませるように

黒い服を着るようにしたけど

ほんとはカラフルなものが好きで

作るものにはたくさん色を使いたいって。


FSⅠではそんな衣装で写真に写っていたっけ。

 

智の描いた絵を見ながら、そんなことをおもうと、早くも泣いてしまいそう。

 

ていうかわたし覚えてるじゃん。

出てくるでてくる。

記憶の束が。

 


横並びの顔の絵。

一番はじのひとが智っぽく感じるのは何故だろう。

 


無数の樹脂のやつら。

大宮SKの前から動けない。


二宮くんはこれがもらえると思っていたのに智は手放さなかったんだよね。

 

どうしてだろう あなたの指が

ワタシだけには 汚くみえてるの。

(急なギミゲ…大宮担のひとはきっと口ずさんだのではないだろうか)

 


しかし細かいな。

こんなに小さなサングラス。

どうやって作ったんだろう。

 

穴を開けて

針金を通して。

気が遠くなりそうな作業をよくやるものだ。

 

背後には智が撮った写真が飾られてある。

歩道橋から撮影したもの。

よくみていると気づいたことがあった。


「看板…六本木、って書いてある…」

 

 

地方組のひとはわかると思う。

ゆかりの地をめぐるなんてことは自分には出来ないから。

そこがどこであるか、深く考えることはない。

 

わたしがこれをみつけられたのは。

おそらくここまで来たからだと思う。

違う場所で見ても…

例えば札幌で見ても、気づかなかったはずだ。

 

 

ここで、東京で。

智は生きてるんだ。

そこに今わたしがいる。

そう思うと我慢していた涙がこぼれた。

 

 


次のゾーンへさしかかる。

大きな3枚の智の写真。

 


さっき奈良さんの、STARS展を見に行くとき目にしたフリスタジャンプの智。

 

その横に、

2015の

2020の

智がジャンプしてる。

 


かわいくて。

いつの智もかわいくて。

若干ドヤった顔が大好き。


スーツの下の躍動する筋肉。

この人は体からして芸術品のようで。


そこから離れたくない。

 

 

 

時計を見るともう30分も経過してる。

明日も来るんだし…

 

だけど初見のときめきは逃したくない。

メモをたくさんして、先へすすむ。

 


向かいには、魚になった智が鼻フックされて釣られていた。

 


ほんとバカ。

天才バカ。


鼻フックの先を辿ると、

フリスタジャンプ2020の智の手元うえに釣竿があって。


ははっと笑ってしまった。


ぜんぜん釣り行けないって、

行きてーって言ってたよね。

 

自分を釣ったの?

…なんてかわいいんだろう…

 

 

壺に入ったピンクの智。

それを見下ろすあの子たち。

前回の作品集と配置が違うかな?

 


智の頭が緑っぽいのはなんでだろう。

すこし埃をかぶっていて

ふいてあげたくなった。

 


怪物くんの絵。

無数の耳がグロテスク。

ちぎれたみたいになってるのが智らしい気がする。

あの絵の裏も、たしか凄かった。

 


その先にはガマドンがいて。

胸元で揺れるネックレスをぎゅっと握った。

 


これほんとおかしい…。

なんでそこにそんなもん付けた?の塊。

鳥籠がぶら下がってたり。

その中にねこがいたり。

なんでねこ?鳥じゃないんだw

小ネタ満載で

すごく自由。

 


動く椅子もかなりの時間みた。

しゃがんでみた。


何が見たいかってそんなの足じゃん。

決まってんじゃん。


イスの、スカートはいたみたいな裾からチラ見えしてる素足。

親指が立ってて卑猥…

 


これ斜め向かいにあったレースひっかけたものと一緒だね、、


すごくエロティックな動く椅子。

これ作品集で見たときからだいぶ好きだった。

 

 

子どもの横顔のような絵。

それを見つめるような色のかたまりはなんなのだろう。

きれいなのになんでそうなのかがわからなくてすごく不思議。

 

 

サイトウくんがたくさん出てくる。

わたしは長髪のがすき。

首しかないのにきれいな髪がわざわざ前に流すように置かれてる。

智って何考えてるんだろう。

 


2点の答案。

逆に正解した問題が気になる。

「4」

だって。

 


子どもの頃の思い出たち。

作文の裏にはうっすら描いた絵がうつってる。

めくってみたい。

なんでも見たい。

 

ドラゴンボールの絵は上手なんだけど。

わたしの子どもの頃もクラスで流行っていて。

ひときわ絵の上手なやまぐちくんが好きだった。

 

同じものを描いてるからそら似てるんだけど。

なんかそういうものにも運命的なものを感じてしまう。

わたしの好みって一貫してるんじゃ…

ぐるぐると何周もみた。

 

 

 

制作風景の展示。

画材を買った紙袋や

絵の具たち。


智の相棒だ。

 

黄色い絵と

智のサイン。

その間には真っ白なキャンバス。

 


「先のことはまだわからない」


そう言っていた智は

ここにまた向かい何かを描くのだろう。

 

わたしは二宮くんも大好きなので。

きいろの絵と

青いサインにはさまれた

智のまっさらな未来が

なんだか嬉しかった。

 

 

 

 


大迫力のみっちゃん。

タイトルのみっちゃんて奈良さんなんだよね。


なかよしはわかるけど、その子の名前とかじゃなくて、油絵を教えてくれた奈良さんをタイトルにしちゃうところ、やっぱり変わってる。

 

描きこんで厚みがある部分に智の魂を感じる。きょうさよの撮影と並行して色を入れたんだったね。

 

 

FSⅠの作品たちは、はなまるマーケットで紹介されてやっくんに絶賛されていたのを思い出した。

あの番組何回も呼んでもらってたな。

はなまるマーケットの智、大好きだった。

 

 

 

いよいよパグに会う。

 


前のパグはもう少し淡いタッチだった気がしていたけど、今度は濃い。なんか強い。

塗った絵の具が重力で滴って。

それをあとから白く塗っている。

 

ていうか超あまえた顔でこっち見てんじゃん…

 

これをずっと描きたかったんだよね。

思いを込めたのはこれくらい、みたいに言っていた。

 

被りものをされて、おどけた顔をしてる。

 


少なくても6年、智のそばに居る子。

仕事で疲れて帰ってきた智の癒しになっていたであろう智の家族。

 

作品集で嘘をついたことを告白した時に、「ひとりで育てられないと思われるんじゃないか」って言ってたね。


「育てる」


その言葉にグッときた。

 

智はこの子を、育ててきたんだな。

 

同時におもう。


智も誰かに愛されたり愛したり

そういう生活を送っていたはずだ。

そうあって欲しい。

それは他人に非難されることじゃない。

幸せになって欲しい。

シンプルにそう思った。

 

 


細密画のまわりは大人気で。

見つけた文字にことばが飛び交う。

それはなにかのゲームのようで。

 

「さようなら」

のことばに

悲しみの声がする。

 

うん、わかる

わかるけど…

 

わたしは少しも悲しくない。

多分そこに答えはないと思った。

 

過去の作品とか好きなものを沢山書き込んだ細密画。

新しくまたはじめるために、

いちど区切りをつけるためのひとことのようにわたしは感じた。

 

まるい方の、ジャニさんタッチの絵。

なぜそこに?なひらがなをつないだら

「さとし か ら おやすみ」

と読めた。

 

わかんない。

智は変わってるからさ。

だけどやっぱり、そういうのは意識しているんだろうとおもう。

 

そこに何かを想像するのは見るほうの自由だけど。

 

その時はそう描きたかったんだろうな、くらいに受け止めた。

 

 

 

ジャニさんの絵はとてもカラフルで。

ああいう、絵の中に四角とかをかき込むのは去年の24時間のTシャツでもやっていたな、、

 

voyageの智の姿を思い出す。

死んでんじゃないよ、バカ。

って涙を流していた。

描き終えたとき遠目に眺めながら

煙草をくゆらせる後ろ姿が寂しそうだった。

 

休止を報告したときに、今までありがとうと言われたんだっけ。

 

遺影みたいだって言われそうなんて言ってたけど。

そうだとしたら最高じゃん。

 

こんな愛に溢れた絵は。

絶対に智にしか描けない。

 

 

 

大野庵のちゃぶ台。

鍋を作る智を思い出す。

汚しをかけるってかっこいいと思ったけどわたしには汚れて見えないのが残念。

 

ちゃぶ台の中には奈良さんの絵みたいな子がいたり。ファルコンみたいなやつの顔がちょっと気持ち悪くてすき。

 

ちょんまげのこの後ろが途方もなく細かい。

あの丸をどれほど苦労して描いたのか。

 

 

メンバーがワクワクで描いた絵。

どれもこれもその人をあらわしていて。

 

智のはハピの智にしか見えない。

相葉さんのはむちゃくちゃ猿。

翔ちゃんの描く智はとても優しげで。

二宮くんの絵は今でもグッとくる。(いろんな意味で)

潤くんはとてもスタイリッシュ。

 

過去にも作品を提供してくれたメンバーたちだけど。

それぞれのめにうつる智が知れるのは嬉しい。

というかめちゃくちゃ愛されてるのがわかる。

 

 

 

 

 

 

だんだん外が暗くなり

東京タワーはもう、見えない角度になった。

 

 

 

3枚の写真が並ぶ。

 

白いシャツの、真顔の智。

生き生きとしてるツンツンかわいい2008

少し疲れてる2015

だけど今年の智は…

 

そのどれよりも男だった。

 

12年の歳月が流れて

色んなことを経験して

 

すげえ…

いい男になってるじゃん…

 

それを見ていたら涙が出る。

 

変わらないものなんてどこにもないし、

変わらずいたいと思ってるわけもない。

ひとは、必ずかわる。

 

だけど変わりながらも智はずっと智でいてくれた。

葛藤しながらも、それでも。

こうして楽しませてくれた。

 

その事にわたしはちゃんと感謝できていただろうか。

 

どこにも行かないで欲しいだなんて、自分を押しつけていたような気がする。

 

いろんなことばが頭を巡る。

 

ここでひとつ、けじめをつけなければ。

これだけのものを見せて貰ったんだから。

 

今度こそ、きっちり背中を押してあげられる自分でありたい。

 

例えそれが自分にとって苦しいものでも。

 

 

 

…ていうかさっきからドンドンなに?

ドンドンドンドンどうした…

 

 

泣きはらしたわたしはso…

あの世界へ誘われる。

 

 

「ばっぼい様」

「死ぬほどスタイルいい」

「いやほんと上手いよねあなた…」

「何故にその姿」

「白塗り以外にも若干メイクしてねえ?」

「ソコが気になる」

「おばけ兄弟の予知?」

「ローアングルのみをクローズアップしたモニタくれ」

「ていうか…かっっっこい…(目がハート)」

「最後のなに😭😭😭🙈🙈😭」

 

 

そんな2分間でした。

 

 

 

ねえ、アレさあ…

智の「おもしれえ」ってはかりしれない…

大好き!

ほんとに大好き…😭!

 

 

押そうと決めた背中に待ったをかけたい。

こんな変なひと、絶対に離したくない。

 

 

 

なんとも変な感情で

最後のブースへ。

 

制作風景とか、またあって。

変な感情がしめっぽくなる。

 

絵を描いてるときのきらきらした瞳がすき。

 

 

特大の、

黒シャツの智。

 

さっきの写真とは表情が違う。

とても柔らかく、

ぐちゃぐちゃな気持ちを抱えたわたしを

もう散々見たのかよって、

送り出してくれてるみたい。

 

(シャツの写真は作品集にも載ってるけど、やはりその場で特大サイズでみるものは、迫力もその他のきもちも違う)

 

ずっとその顔をみていた。

 

あーもー。

すき。

なんでも来いよ。

 

ぜんぶぜんぶ、受け止めさせてくれ。

 

 

最後の作品は、

雑とも言える

でもとてもまっすぐな

 

「ありがとう」

 

だった。

 

 

 

文字を

脳に刻む。

 

ありがとうは

こっちのセリフだよ。

 

 

 

カレーパンを受け取って。

エレベーターを降りる。

 

 

胸がいっぱいで

感情に名前をつけられなかった。

 

 

 

 

じつはこの旅を見守ってくれたひとがいて。

(会いたいひとはほかにもいたんだけど

声をかけるのがはばかられて…)

 

エレベーターを降りた先で

受け止めてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

朝。

 

まだ気持ちの整理がつけられないまま起きて。

その場所へ向かう。

 

 

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ここがほんとにそうなのかはわからないんだけど。(改めてみたらなんか違うくねえ?)

 

見に行って満足した。

 

 

違うかもだけど。

きっと近くで。

(それほんと無理やりだろ)

 

 

 

 

 

最終日のわたしは、

昨日以上にぐちゃぐちゃだった。

 

 

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それはカイトの絵を見上げているようで。

これまで過ごした東京の街を眺めているようで。

 

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振り返り会場全体に配された

智の作品をみているようで

 

 


このすぐ先には

過去3回分のフリスタジャンプする智がいるのですが。

 


そしてもっとその先に

今年描きあげた細密画があって

グリーンヘッドがフリスタジャンプしてるから。

 


わたしはこの大きな彼が智に見えて仕方ない。

 

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東京の街はどう?


忙しいんだよなー。

 

 

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でもそこで生きてきたでしょ。

 


そーそー。

うまれて、育って、仕事してな。

 

 

どう?どうなの?

 

どうって言われても。

 

 


絵は満足いくように描けた?

 

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これかぁ?

 

ん、まあ、、

いんじゃね?

 

あんなあ…俺がどうだったよりさ。

お前はどうなんだよ。

 


わたし?

わたしは…

 


なみだがでるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

各ブース

区切りのときに

係の人が言う。

 

 

この先に進むと戻れません。

お見逃しのないよう、、

 

 

 

二度ともどれないから

何度も何度も

大切にみた。

 

芸術なんてわからないと思っていたけど

わかるとかわからないじゃない。

ただ智の息づかいを、

込められた熱を感じた。

 

次に進むごとにお別れをしながら。

 

ああ、やっぱり。

さようならであってる。

 

 

進みながら、頭の中で。

新しいアルバムのラストを飾る

The Music Never Ends

がずっとかかっていた。

 

 

先のことがわからなくても

どこかに彼らはいる。

音楽を聴けば

いつでも会える。

 

なにも期待しなくていい。

わたしが好きだった日々は消えない。

 

 

 

 

 

 


帰宅して過去のを含め作品集を読み返した。

 

最初のフリスタを終えて、の感想をフリスタⅡの作品集で語っていたけれど、個展の後いちど区切りをつけて、また…と思っていたらいろんな仕事がどんどん続いて何が何だか分からなくてずっと立ち止まりたいけど忙しくてどうにもならないと言っていた。


改めて、ずっと持ち続けていた想いだったのだと思い知る。

 

 

趣味の域ではない。

智は描くべきひとだ。

これを、奪いたくない。

 

 

 

 

 

個展を見終えて、わたしが持った感想は

「よく、頑張ったな」

だった。

 

それはなんだか上から目線みたいかもしれないけど、でもほんとにそうだと思った。

 

忙しすぎる仕事をしつつ、

よくここまで…。

 

 

 

 

作品をみるわたしの目は、

あくまで「想像」だったのかもしれない。

 

智を知ろうとする、

理解しようとする、

そういう時間だった。

 

 

もっと、ちゃんと。

作品が伝わるような感想を言えたらよかったんだけどなー。

 

 

だけど初の遠征が、これでよかった。

もしかしたら最初で最後かもしれないけど。

この時期の、今でよかったって心からおもう。

 

 

 

そこにはわたしの大好きだったひとがいた。

 

どんなに手を伸ばしても届かない存在の

ずっと好きだったひとが

すぐそばにいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…ちなみにこのブログかくのに3日かかった。

自分で読み返しても、うまくもクソも面白くないから一万字を読んだ奇特なひとはほんとごめんなさいでしかない。